だらだらだら~~~ん。
白い巨塔の再放送を見ていた。
財前教授は名医と呼ばれ上へ上へ上っている。
下は見るのは怖いという。
母は言う。
上にあがればあがるほど落ちる時は大きいのよ。
一方の里見は謙虚で正直でやる気もあるが・・・
権力は手にしていない。
自分に与えられた道具をフルに患者に奉仕している。
がんの転移を里見は気づいて進言するが財前は聞こうとしなかった。
俺は神なのだ。おまえみたいな人間の言うことなんか聞けるか。
そして医療ミスは起こり、事実を隠蔽しようとする。
が・・・
裁判を遺族に起こされ窮地に立たされる。
僕もギャンブルや浪費に狂っているときは神になっていた。
周りの意見など聞く耳持たなかった。
そればかりか自分の都合のいいときばかり神頼みしていた。
そして崖から深い真黒な谷へ落ちていった。
どうしたら這い上がれるんだろうとモガイタ。
鬱になり会社に損害を与え
友達との連絡も絶ち、借金をし家族には依存した。
しかし神は見捨てなかった。病気が底をついたとき正しい道をしめしてくれた。
それは意外と近くにいた。仲間だ。
ここでいうなら里見だ。
彼は証言台にたち裁こうとしているのではない。救いたいのだ。
無力を認めることこそ本当の自由を手にすることだ。
そこにあるのは受け入れることと変えれるものは変えていくことだ。
つまり等身大の自分を維持できることである。
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